ブルガリアのペトコワ・エネルギー相は2018年10月26日、ロシア国営原子力企業ロスアトムのリハチョフ総裁と会談した。
同相はベレネ原子力発電所新設に関して、戦略的投資家を選定する国際入札の方針案が11月中に議会で承認された場合、2018年内にも選定プロセスの実施が可能であると発言した。
また、ロスアトム側はコズロドイ原子力発電所5、6号機の運転延長における協力についても言及し、ベレネ原子力発電所の新設計画だけでなく既存の発電所の近代化、燃料供給にも関心があると強調した。
ベレネ原子力発電所建設プロジェクトには、ロスアトムの他に中国核工業集団公司およびフランスのフラマトム、米国GEが関心を寄せている。