2019年8月23日、ロシアムルマンスク 。世界で唯一のフローティングパワーユニット(以下、ПЭБという)「ロモノソフアカデミシャン」はロシア極東地域チュコットペヴェンクの基地まで航行し、そこでその地域にクリーンなエネルギーを供給する。

ロシア連邦原子力機構の総経理アレクセイリハチョフは「ロモノソフアカデミシャン」に航行信号を出した、彼は「これは当社とチュクチにとって特別なイベントである。今日、「ロモノソフアカデミシャン」はペヴェンクへの旅を始め、地域で活動する地元住民や企業にクリーンで信頼性の高いエネルギーを提供する。これは持続可能な開発と繁栄な北極圏の 未来への大きな貢献である」と発言した。

浮体式原子力発電所は、現代の低電力原子力技術の将来を見据えた方向であり、安定したグリーンエネルギーを必要とする島国および個々国の辺鄙地域を含む。ロシア連邦原子力機構は、すでに第2世代フローティングパワーユニット、すなわち最適化されてフローティングパワーユニットの研究を開始し、それを多く構築して輸出する予定である。