ロシア国営企業ロスアトム社の子会社と日本の経済産業省・資源エネルギー庁は、ロシアから日本への水素の試験的輸出プロジェクトの技術的・経済的根拠の共同研究で協力することで合意し、東京で署名が行われた。

試験的輸出プロジェクトでは、電解処理による日本の市場向けの水素生産の実現について研究が行われる。技術的経済的根拠について2020年から2021年にかけて研究が実施される。

ロスアトム社は、中期的展望で価格や環境保護、純度で高い競争力のパラメーターを持ち、産業規模での水素生産を保障する技術をもつ。以前、ロシアにある既存の原発の未使用の生産力をベースに、水電解技術の利用が行われる可能性があると報じられていた。

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