ロシア国営の原子力総合企業ロスアトム社傘下のTVEL社は8月6日、バングラデシュの首都ダッカの北西160kmで建設されているルプール原子力発電所1、2号機に、原子燃料を供給する契約を同国の原子力委員会(BAEC)と締結したと発表した。

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 TVEL社は、これら2基の運転期間全体にわたって燃料供給する唯一の企業となっている。契約交渉においては、ロシアのノボボロネジ原子力発電所2期工事1号機など、先行する「AES-2006」における効率性の高い最新式燃料の利用経験が考慮された。TVEL社はまた、今回の契約でロシアが原子力関係で有する高い技術力を改めて実証すると強調している。
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