ロシアの浮揚型原子力発電所(FNPP)「アカデミック・ロモノソフ」が2019年12月19日、極北のペベクで送電を開始した。2020年には熱供給も開始する予定。浮揚型原子力発電所である共に、本格的な小型モジュール炉(SMR)採用という特徴を持つ「アカデミック・ロモノソフ」の概要を紹介する。
ロシアの浮揚型原子力発電所「アカデミック・ロモノソフ」概要紹介
内容
・2019年12月19日 送電開始
・高経年化した既存施設の代替として登場
・外観がロシア国旗の3色に塗装
・科学者ミハイル・ロモノソフに因んで命名
・「アカデミック・ロモノソフ」の開発年表
・「アカデミック・ロモノソフ」の開発経路
・浮揚型原子力発電所(FNPP)の設置概念図
・「アカデミック・ロモノソフ」と原子炉KLT-40S
・次世代の浮揚型原子力発電所
・SMR利用の展開(海洋・陸上・国際市場)
・水上原子力発電所:米国に過去に一例
・ロシアの原子力砕氷船開発
・【参考】世界の小型炉の開発状況・見通し
・【参考】世界のSMRの市場見通し
・【参考】英NNL調査:世界のSMR市場