10月5日、ニューデリー(インド)-今日、ニューデリーで開催する第19回ロシア・インドサミットにおいて、ロシアとインドは、原子力エネルギー分野の新しいプロジェクトの協力に関する文書に署名した。

Rosatom国営企業総経理Alexei Likhachevとインド原子力委員会主席Kamlesh Vyasは、「原子力エネルギー分野における協力方向および優先事項の行動計画を決定する」文書に署名した。

双方は、新しいプロジェクトを開発する予定であり、即ちインドの新しい場所でロシアより設計した原子力発電所を建設し、合計6ユニットで、第3国における協力を拡大し、かつ原子力発電所の建設以外の新たな原子力分野の協力を行う。

この文書によれば、新しい原子力発電所プロジェクトに対し、ロシアではVVER 3+世代の参考的進化設計を行い、インドのローカリゼーションレベルを向上させる予定である。

「我々はインドとの戦略的協力に非常に満足しており、インドは現在、ロシアの設計に基づいてクダンクラム原子力発電所を建設している。近い将来、インドの新しい場所で同シリーズの建設注文を受けることを期待している。これは「Do in India」政策の枠組みの中で原子力発電所設備生産のローカリゼーション規模を大幅に拡大し、さらにプロジェクトの実施にかかる時間とコストを最適化することが期待される。また、インドは信頼できる協力パートナーであり、我々は第3国でプロジェクトを実施しており、この協力を拡大する計画がある」とAlexei Likhachevが言った。