2018年10月2日、ムルマンスクFSUE“Atomflot”(Rosatomの子会社)に位置する世界唯一のフローティング原子力ユニットLomonosovはポロの海工場の専門家で2つの原子炉の2番目原子炉(左側の原子炉)の核燃料装荷を完了した。したがって、フローティングユニットの物理的始動準備の最終段階が完了したことを示す。

浮動原子力発電所の建設と運営責任者Vitaly Trutnevは、「今年末までに、プロジェクトの最終工程をすべて完了することを計画した。これまで専門家はフローティングユニット1号と2号原子炉核燃料の装荷を完了した。これからロシア連邦生態系、技術と原子力監督局の関連許可を得てから今年の10月、11月に物理的始動を行うことは次の重要な段階である。また、一連の係留試験を行い、原子炉が設計能力に達する前に完了しなければならない。」

2019年、フローティングユニットはペベック市(チュクチ自治区)の港に曳航する予定である。現在、海岸に建物、水力施設と沿岸地帯を含むインフラを建設しており、ユニットの安全な放置及びユニットをエネルギー橋から電力通信と海岸への発電場所へ接続する目的である。ペベック市でフローティング発電所の一部として運営し始め、徐々に淘汰される古いビリビノ原子力発電所とチャオン火力発電所を置き換え、チュクチ自治区のエネルギー基礎になることが期待される。