日本原子力産業フォーラム(JAIF)コンサルタント、ドイツ国家原子力集団公司国際諮問委員会のメンバーTakuya Hattoriは、ベロヤスク原子力発電所を訪問する時に、「私はあなたたちの成功に関心しました、高速中性子炉は、将来の原子力開発に不可欠であり、国際協力に非常に有利です。ロシアは、このような原子炉の開発と運用の世界的リーダーである」と言った。

 

原子炉と設備室を検査してБН-800原子炉のユニット4モジュール制御室で、Takuya Hattoriは、「世界をリードするロシア原子力機構の稼働状態を見ることが私の使命だ、ロシア原子力機構は高速炉を運転している。高速中性子炉は公称電力下でこんなに安全かつ信頼性高く運転することが信じられなかった。今日まで、日本の原子力は、バリ協定(気候変動に関する国連枠組み条約バリ協定、2015年)にしたがって環境にやさしいエネルギーの利用を促進するための政府レベルの議論段階にとどまっていただけである。私は、原子力がなければ、将来の持続可能なエコ-社会-経済を達成することができないと考えている。福島原子力発電所から学んだ重要な教訓は、原子力発電所の安全性が原子炉運営者の支配的な思考であるということである。」と言った。

 

ベロヤスク原子力発電所のチーフエンジニアYuri Nosov、そのアシスタントValery ShamanskyIlya Filinは、顧客様にロシアの高速ナトリウム炉の運転経験とБН-800の建設と試運転の特徴を説明した。Valery Shamanskyは、「ロシアの高速炉は60年以上に渡って進化しており、БН-1200は一連の高速ナトリウム炉の基礎を形成しようとしている。安全面では第4世代(G-4)に相当する」言った。

 

学士院の会員であるИ. В.Kurchatovで命名されたベロヤスク原子力発電所はロシア原子力機構株式会社の支店(ロシア国家原子力集団の最大部門「電力エネルギー部門」の一部である)である。それは19644月から使用し始めた。資源の開発のために、熱中性子炉AMB-100およびAMB-200を入れた最初のユニットはついに停止した。

 

高速中性子炉БН -6001980年以来)とB БН -8002015年以来)付きのユニットが稼働している。これは高速中性子炉を搭載した世界で最大のユニットである。信頼性と安全性に関しては、世界で最も優れた原子炉の1つである。

 

ロシア原子力発電所やその他の原子力施設の近くの放射線状況に関する情報は、ウェブサイトwww.russianatom.ru検索することができる。

 

Source: ベロヤスク原子力発電所情報と公共関係部